二期目会長就任あいさつ

　会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

　令和６年5月17日小竹町商工会、第64回通常総会において二期目会長の再任をいただき改めて身の引締まる思いです。

　さて、三年間を振り返りますと、コロナ禍で活動に制限のあるなか会長を拝命いたしました。会員皆様、役員の皆様に支えていただいたことで、やるべき事をコツコツと言う思いで商工会改革にチャレンジを致しました。コロナの影響、ロシアがウクライナに軍事侵攻を行ったことに起因する原油高に伴い、急速な物価高で町内消費が落ち込む事態になりました。そこで、いち早く商品券事業のプレミアム率を20％から30％へ引上げていただくため当時の松尾町長にお願いし、30％が実現できたことで、町民、商工業の皆様にも喜んでいただいたと感じております。

　次にコロナ明けを見据え、小竹町のＰＲ及び地域振興を行いながら収益を上げていくケタコ事業の商品化を行いました。TV、新聞などでPR及び販路（トライアル小竹店・ファッションステージフクナガ・お料理nakano・うどんセンター銀・山下酒屋・時代屋・陸上自衛隊飯塚駐屯地）を整えることで事業を進めることができました。今後もＰＲ及び販路拡大を全力で進めてまいります。

　令和５年12月には、４年間中止しておりました小竹恵比須座を開催することが出来ました。4年ぶりと言うことで人手が集まるか？協賛は集まるか？など不安な気持ちでいっぱいでしたが、町内外より御協賛をいただき、恵比須座に賛同していただいた皆様のお陰様で、祭りには町内外から多くの皆様にお越しいただき、小竹町の賑わいにも貢献できたと感じております。この恵比須座に御尽力いただきました全ての皆様に心より敬意と感謝を申し上げます。

　引き続きこの事業に関しましても、町民の皆様はもとより町外の皆様にもお越しいただける魅力ある恵比須座になるように進めてまいります。

　また、商工会の本業と言っても過言ではない創業支援、経営革新、各種補助金申請、金融、税務相談等のやり方を見直し、専門家を毎週お招きできるように補助金を確保致しました。その結果、職員（経営指導員、支援員）の業務効率化が進み会員様の相談を柔軟に受けることができるようになったことで、相談件数、補助金申請件数、採択率アップが実現いたしました。引き続き会員事業者の皆様に寄り添った運営を行ってまいります。

　以上のように、三年間を振り返りますとまだまだ行き届かないことばかりですが、いま行っている事をコツコツ丁寧に、会員の皆様の為に働く覚悟でございます。まだまだ若輩者でございますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い致します。

　結びになりますが、会員皆様のご商売のご発展、ご家族皆様のご健勝を心よりご祈念申し上げまして会長就任の御挨拶に代えさせていただきます。

敬具

令和6年6月1日　小竹町商工会会長　植村　政人